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支持政党なし [政治経済]

うーん、総選挙か。

2009年のころは自民党を支持していたし(あの悪名高き政権交代時には自民党に投票した数少ない一人)、人材はそろっているからなー(ただし、資質に不安のある人も多し)。しかし昨年の12月のカジノ法案強硬採決で支持をやめました。安保法案や共謀罪も別に大賛成というわけではないけれども、まだ理解可能でした。カジノのようなお下品な法案は理解不能で、琴線に触れてしまったのです。ちなみに原発については、保守愛国的、技術的・科学的な見地から反対しているので、その辺も合わない。社会保障も充実させなくていいと思っているので、民主党の公約パクリには反対。結局自民党を支持するとするなら、外交安全保障や憲法改正や政権の安定性くらいのもので、それ以外の事項についてはほとんど支持できない。

一方の民主党は壊滅寸前で、おそらく今回も知名度の高い一部の議員以外はほぼ当選の見込みがない。だからといって「安倍憎し」で一致団結しても、主義主張に一貫性がない。私の場合にはもともと反民主なので、この状況は見ていて面白い。

希望の党は「既亡の党」と揶揄されるだけのことはある。安倍をつぶすといっている割には、保守改憲派であり、反安倍のマスコミも全面的に賛成できないだけに取り扱いに苦慮しているようだ。ちなみに原発には反対ということで、私を含めたサイレントマジョリティの意見を代弁しているようにも見えるが、ある意味究極のポピュリズムであるともいえる。時流を見極めて勝ち馬に乗るのは小池氏の十八番であるが、今回ばかりは準備期間が短くてうまくは行かないのではないか?。

争点ごとにまとめると (括弧内は支持できる政党を示す)
① 憲法改正 → 賛成  (自民 維新 希望)
② 外交安全保障 → 現状に不満はないが、河野外相はよくない(自民)
③ 森友・加計問題 → 実はどうでもいい(大学設置ってたいてい黒いです)
④ カジノ → 反対 (共産 民主の一部 公明の一部)
⑤ 原発 → 基本的には縮小・廃止方向へ (共産 希望 民主の一部)
⑥ 子育て支援 → 充実は結構なことだが、消費税使途変更は詐欺的 (特になし) 
⑦ 増税 → 反対 (そもそも国の借金というのがウソ)(共産 河村たかし)
⑧ 米軍基地 → 辺野古移設賛成 (自民 維新)

なるほど、今考えてみると、河野外相起用は改造後にすぐに解散するので、敢えてリベラルの河野氏を起用したいわば「エサ」であったのか・・・とすら疑わせる。とはいえ自民が勝ったら留任なのだろうが・・・。

うーん、こういう主義主張の政党があったら喜んで支持するのだが、今の日本にはない。公明党が近いといえば近いが、あの政党は基本ノンポリだし創価学会なのでとても支持できない。芸能人で私と同じ主義主張なのは、「そこまで言って委員会」でおなじみの竹田恒泰氏である。「竹田皇道党」でも作ったら意外と大勝するのではないか??。
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声の大きい人が幅を利かせる時代 [政治経済]

総選挙が近づいてきている。

私なんかは政治とか地方自治とかに結構向いているのではないかって、思っているのですが(何様のつもり?と言われそうですが)、そもそも選挙に出ることはできません。正確に言えば、理論上は出馬は可能ですが、知名度もないし、何の後援組織もないので、まず勝てるわけがない。ただし、主張や信念はあるつもりです。例えば、大阪府知事選が行われるとして、「カジノを大阪に作らせない!」と主張したとします。争点がカジノ問題だけなら票数は行きそうですがね・・・。何かの間違いで大阪府知事になれたとしても、実際にカジノを作らせない施策をするのは今までの流れからすると難しいでしょう。そう考えると、トランプ大統領がいかにアメリカの大統領であるとはいえ、鶴の一声で「TPP離脱」できたのはある意味すごいことです。ナチスによる全権委任法という負の歴史があるとはいえ、時には独裁というものがいい方向に動くこともあるという可能性は否定できません。

 話が早速外れました。結構政治家になりたいんだなーという人が潜在的に多いということは、小池塾の入塾者が多いことでもわかります。まさかあの人たちが皆小池シンパだとは思いませんが、時流に乗れば、小泉チルドレンの時とか、2009年の政権交代の時のように、知名度が低くても当選できる可能性が出てくる。とはいえ、それでも今の職場や生活をなげうってでも国政に打って出ようという人たちは、「声が大きい」人たちにほかなりません。つまり、胡散臭いのです。政治家や政治屋に碌なのがいないのは、そもそもの制度上の瑕疵によるものと考えられます。

 今日の話はこれだけではなくて、とにかく今の時代、表面上は確かに正しい(コレクトネスと表現されることがある)ことを声を大きくして連呼すれば評価されるようです。しかしながら、詳細に検討するとかなりいかがわしいことが多いです。

① 犬の殺処分をゼロに!!  → たしかにワンちゃんを殺すのはかわいそうだ。しかし、これには補助金ビジネスが絡んでいるし、殺されない犬が劣悪な環境に置かれている。殺処分はやむを得ないと思っている人が発言できない。
② CO2排出削減をうたってノーベル平和賞受賞 → 科学的には証明されていない。また、ゴア氏の豪邸では膨大な電気代がかかっているという。彼がどこまで地球の未来を心配しているのかは甚だ疑問。
③ 核兵器廃絶をうたってノーベル平和賞受賞 → 彼自身は何らできず、言葉の軽さというものが浮き彫りとなった事例。
④ すべての女性と子供たちに平等な教育を といってノーベル賞受賞。 → 正論を言っているだけ。どうもこの人にはいろんなスポンサーがついているようで、演出されている感が強い。
⑤ 東京都知事 → ノンポリの象徴的存在。聞こえのいいことをその時々発信する。ある意味才能だろう。
⑥ 沖縄県知事および沖縄二紙と極左活動家のタッグ → これをテロリストと言わずして何か
⑦ 元大阪市長、元府知事 → 確かにディベートの才があるかもしれないが、人の意見を聞かないで弱点だけを徹底的に攻撃する。確かに独裁者の才能はある。

 地味に平和に日々の生活を営んでいる大多数の人たちこそ、真の意味で主役のはずが、それを代弁していると理論上されている人たちをみていると、議会制民主主義というのは民主主義ではないのだと、つくづく感じるのである。
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世界的な全体主義・思想統制・言論弾圧の潮流 [政治経済]

別にトランプ支持者ではないが、彼が何を言っても色眼鏡で見られる。同じような発言をしてもトランプだからけしからんということになる状況をみるにつけても、同情を禁じ得ない。尤も、彼のことだから気にしないとは思う。ここ日本でも、安倍氏に対する人格攻撃がすさまじい。安倍は気に食わないということなのだろう。仮に小泉進次郎が安倍と同じ発言をしても叩かれないか、パンチ力が弱くなる。報道の風である。これを差別と言わずしてなんであろうか。

白人至上主義は正しくないだろうし、それを容認することはポリティカルコレクトネスに反するというのは理解できる。しかし、白人至上主義といってもかなりの温度差があるわけであって、彼らの主張する内容がすべて間違っているとも限らないだろうし、白人が逆差別を受けているというのも事実なのだろう。だから、白人が自己の利益を主張するということは少なくとも「理解可能」な主張であるし、デモをすること権利はあるはずである。

しかし、トランプが「双方に非がある」といって炎上した。喧嘩なのだから、双方に非があるのは当然であるし、反白人至上主義のカウンター団体が、相当の極左暴力集団であったということである。彼らのしていることは問題ないのか?。アメリカでもそこはあまり触れられない内容らしい。まさに目的は手段を正当化するようで、白人至上主義団体の暴力は許せないが、カウンター団体の暴力は許すということらしい。左派のいわゆる「人権派」のほうが右派の「タカ派」などよりも文字通り暴力的であったというのは歴史的な事実であり、まさに歴史は繰り返しているのだと感じるのである。オバマ前大統領すら暴力を容認するような発言をしている。大国の大統領だけにバカではないはずなのだが、分かっていて自ら政治利用されているのかどうか判然としない。カウンター団体は暴力行為を働いていても善なる集団だということらしい。

これはまさにここ島国日本で起こっていることと同じなのだ。沖縄の反基地集団がまさにそれで、差別されているから多少?の暴力は許されるらしい。「土人」発言問題も挑発の結果であり、わざわざ録画して体制側を批判するネタを仕入れようという悪辣さには戦慄の念を禁じ得ない。自称差別されているという反日極左暴力集団・・・全身入れ墨しているチンピラのような連中だ(全員とは言わないが)ろう。

かくして、正しいことを発言すると「差別主義者だ~」とレッテル張りをされてしまう。言いたいことを言えない恐ろしい時代になってしまった。まさに言論弾圧ここに極まったのである。そういう流れはここ日本だけだと思っていたが、どうやら大国アメリカも同様だというのには笑ってしまう。いくら何でも良識あるサイレントマジョリティーは立ち上がるべきではないだろうか?
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