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資産運用とはなんと地味な活動なのか

資産運用をはじめてまだ3年、

イデコ、ニーサ、特定口座に定期的に投資信託を購入するだけでその後は放置。イデコは月2.3万円、ニーサは月10万円なので、優遇制度への投資だけで月に12.3万円である。加えて値下がり時を狙って(というのが結構難しいのだが)追加購入している。

その結果、すべて足すと700万円の投資額の現在の評価額が900万円である。含み益なので確定していないとはいえ、28%の増加(ただし税引き前)は銀行普通預金の比ではない。

いやね、これをもっと早く始めていたらより規模が大きくなって含み益だけでも1000万円は固かったわけですよ。社会人になったタイミングで始めたらもっとでした。さらにこの間、リーマンショックとコロナショックがあったわけですが、どちらも値下がり時に狼狽売りの反対で買い増せばいいわけであって(実際にそれをしていた先生もおられました)、そしたらすごいことになっていたわけです。

なんだかなあ

でも放置しているだけなんですよ。そりゃーいつかは現金化しますけどね。現世で使うためのお金を増やしているわけで、死亡時に大金を残したって本末転倒ですから。

とするとやはり投資は若くしてはじめるべき。

お金が必要になるのは40台、50代かもしれない。そのためには20代から始めるのが最適解。遅く始めてもお金はすぐには増えないから。

一方、70代・80代でお金がいるかって言うと、むしろ残金を使い果たすべきであって自分の生命予後と相談。だから年取ってからの投資開始はやや疑問にはなる。その意味では、40代から始めた私のような人は中途半端なんですけど、
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マネーマシン未完成 [政治経済]

資産運用を始めて3年目、厳密には2年経ちました。2021年の末にNISAを開設し、年末に急いでその年の分120万円分の投資信託を購入したのが最初でした。時間による効果を考えると年末よりも年頭の入金のほうがよかったわけですが、結果的にはその年の120万円は現在2年経過して評価額が150万円です。翌年2022年は月10万ずつ、合計120万円購入し、一年後の今日の評価額は150万円です。今年2023年の分も同様に購入していますが、含み益は10万円程度です。
一般NISAの含み益は現在70万円ですが、今後値下がりのリスクもあり確定ではありません。とはいえ、経済の勉強にもなりましたし、普通預金では得られない金銭感覚が養われました。
そして来年から新NISAに移行するわけですが、新NISAはどれだけ頑張っても合計1800万円までしか入金できません。どれだけ頑張っても規模感が小さいのですね。
でもせっかく非課税ですし、やらないよりはやったほうが断然いいことは確かです。

ぶっこんだ1800万円が、運用成績にもよりますが、15年くらいで3000万円くらいになることは十分にあり得ます。不労所得で1200万円は大きいです。

しかも、もしこれを20代で開始していれば・・・、運用成績にもよりますが、1800万円が2倍、3倍になることもあり得ます。

やはりこの世の中は資産家>>労働者 の順に強いのです。一労働者として、ナンチャッテでもいいので少しは投資家の旨味を味わうのは悪いことではないです。今の若い人こそ、投資を始めるべきです。

ということで、NISAだけでは小規模なので特定口座でもNISAと同様の投資信託購入をしてきました。値下がり時を狙って適宜買い増ししたので、NISAよりも運用成績は良好で、250万円が現在320万円くらいになっています。たった2年でこれですから、10年後20年後はどうなっているのでしょうか?。小心者ゆえここでも規模感が小さいわけですが、小規模ながら自前のマネーマシンの完成途上にあるような気がいたします。

そして投資を半ば遊び感覚でやるのが精神衛生上よろしいかと思います。

今後仮に世界恐慌が起これば、大損することもあり得ます。実際にはその可能性は低く世界経済は右肩上がりなので投資が推奨されるわけですが、常に順風とも限りません。余裕資産内で余剰資金を普通預金から移し替えるだけなのです。昔はいちいち証券会社に行かなければならず面倒でしたが、今はネットで気軽に購入できるのでとても便利です。
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ごね得した件 [ポイ活]

物価高高騰は様々な影響を及ぼしている。

私の住む賃貸住宅が一方的ともいえる賃料の値上げ書類にサインして送付するように言ってきたのが確か2-3カ月前。周辺の不動産価格事情や物価高などを理由とするもので、家賃が3000円、共益費が500円の合計3500円も値上げするという。これは年間にして4万円もの値上げであり、すぐに納得できる金額ではない。

しかもこの賃貸住宅、私は何とも6年も家賃を納め続けている優良顧客であるばかりでなく、日当たりも悪いし、不満も結構あるのだ。しかもこの6年でそれなりに経年劣化もしているだろう。仮に私が退去して別の顧客を募ってもすぐに入居者が決まらない可能性もあるし、その時の表示価格は今よりも高い金額を提示できるものだろうか・・・?

さらにこの賃貸住宅、全国的にも超有名な巨大企業の物件であり、その企業の業績は多分悪くはないように見受けられるのだ。だって、テレビCMまで出す資金力があるわけで。

で調べてみると、賃料の値上げというのは貸主と借主の双方が合意しない限りは履行できないらしいのだ。そりゃそうだろう。そうでないと一方的な賃料値上げが横行することになってしまう。そのため、一旦は無視を決め込むことにしたのだった。

・・・するとやはり先方貸主から電話があり、ナントカ値上げを了解してくれないかとのことで、いろいろ当方の思うところを吐露したところ、家賃本体の3000円の値上げはせず、共益費の500円の値上げだけで妥結することになった。これはごね得ということになり何となく後味が悪い気もするが、貸主のほうは最初から諦めモードだったため可哀そうなくらいであった。実際のところは値上げというのは必須ではないのかもしれない。実際、妥当な金額だと思うし、それなりに劣化した物件だからだ。

そういえば、過去に住んでいた物件では逆のことがあった。

10年近く住んでいたのだが、気になってネットで調べてみると賃料は下がっている。そして駐車場代も4000円も下がっていたのだ。賃料はいいとして、駐車場代を「値下げ」するという提案は入居中にはされなかった。こちらから言えば下げてくれたかもしれないが、面倒くさいではないか。

かくして、値上げの時には一方的に通告し、自発的に値下げすることはない。料金体系も時に複雑怪奇で(更新料や敷金、礼金、現状維持など)これまたトラブルの多い業界である。

まあそういうわけで、通常は借主が多く損を被ることがおおく、業界自体の料金の透明性のない好ましからぬ面の多い業界ゆえに、なにも借主がごね得したからと言って後ろめたく思う必要はないのだ。といいつつも、これが20年前くらいの私だったら「ピヨピヨ、ピヨピヨ」と唯々諾々と従っていただろう。今回は貸主側をピヨピヨ状態にさせてしまった。年を取って神経が太くなってしまったことに何とも言えぬ思いも残しつつ、やはりお金は大事だという思いを新たにしたのであった。
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