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高校野球の一校の格差是正を [社会]

高校野球の季節である。

高校野球の伝説で一番覚えているのは、松坂大輔投手のノーヒッターである。彼は間違いなく名投手であった。近年の凋落ぶりはご存知の通りであるが・・・。

さて、一校の格差問題である。そもそも、鳥取県と大阪府は人口からして10倍以上も違うのに、代表が一校であるというのは明らかにおかしい。国会議員の問題どころではない。大阪府は野球が盛んな土地柄かどうかは知らないが、全国の私立高校には甲子園を目指す関西出身の選手が多く散らばっており、どう考えても不健全である。

東京都と北海道だけ2校であるが、実は北海道の人口は大阪府や愛知・神奈川・千葉・埼玉よりも少ない。これはこれでおかしい。

しかも、出場団体は49代表であり、2の乗数ではない。2回戦から登場する学校のほうが、優勝まで一試合少なくていいのである。その辺は、一試合でも多く試合をしたい人がいるかもしれないので何とも言えないが・・・。

そこで、高校野球の改革案を検討した。

各都道府県から一校以上の原則は守り、合区は行わない。あくまでも都道府県対抗戦の体裁を保つ。そのうえで、人口の多い都道府県は複数代表制とし、合計で64代表とする。具体的には、東京4神奈川3大阪3愛知3千葉2埼玉2兵庫2福岡2北海道2とする。これだと61代表となってしまい3校不足するが、その辺は東京大阪をさらに増やすか他県から出すかは細かい調整をする。こうすることによって、人口当たりの出場校が一番多い鳥取県と、一番少ない静岡県の格差は6倍以内に収まることになる(静岡県の反発は容易に予想される。静岡を2校にすると、茨城・新潟あたりの反発が予想される)。

結果として、15試合増えることになり、大会運営が難しくなることも予想される。そのため、甲子園球場はベスト16以上とし、残りの試合は甲子園にこだわらずに大阪や神戸で開催することも検討する。

というのはどうだろうか?
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