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本質とは何か [社会]

本質とは一体なんだろう。現代社会においては、本質というものは不確実なものであるらしい。

例えば、慰安婦問題の本質とはなんだろう。慰安所は存在したし、慰安婦は実際にいたことは歴史的な事実なのだろう(残念ながら)。しかし、「従軍」ではなく、国も軍部も直接の関与はなく、強制的に連行したという事実は存在しなかった。そもそも強制性の有無がことの問題・本質であって、強制性がないのだからこの問題をこれ以上議論しても無意味であろう。しかし、反日イデオロギー集団によって、ことの本質が女性の人権にすり替えられた。軍が関与していなくても、存在は把握しており、慰安婦たちが自身の意に反して従事したという「広義」の強制性があったという。なんとも馬鹿らしい話だ。そんなことをいったら、学校や会社に行きたくない人たちも、広義の強制により行かされているということなのか??。ことを女性の人権にまで拡大するのであれば、戦場において性犯罪を犯したのは日本だけではないわけであって、日本が世界を代表して謝罪させられるのはまったくわりに合わない。正確なデータはないだろうが、日本のほうが犯罪としての程度が低かっただろうことは確かだろう。

森友・加計学園の本質とはなんだろう。そもそも、大学の学部設置というのはなかなか大変なものであって、いろんな方面への働きかけがないとゆかないものである。今治の獣医学部も半年後開校するそうだが、おそらく教員やスタッフの内定なども出ているのだろう。学部新設の是非はさておき、決まった以上はそれに突き進むしかないのである。えてして私立学校の経営にはいろんな利権が絡んでくるので、加計理事長と総理大臣がやり玉に挙げられているが、この二人の力だけを以て悪事?を働こうにも土台無理な話なのである。昨年の国際医療福祉大学医学部開校については、まさに加計学園以上に岩盤規制があったし、あまりにも巨大事業ゆえに国際医療福祉大以外にはありえず、まさに「ありき」であった。そして、あまりにもスピーディーであった。それに比べると、獣医学部というのはあまりにも小さい問題である。ことの本質が「総理の関与」の有無ということであれば、関与はないということで解決している。それでも「説明責任を果たしていない」というのであれば、これは延々と続くのだろう。現代の魔女裁判の様相であるが、それが我が国の総理大臣に対して行われているということに戦慄を禁じ得ない。総理大臣の首をとるまでは追及が続くのだろうが、もし本当に問題となることがあるのであればとっくにそうなっているのであって、この問題が延々と続いているということは安倍総理の潔白を逆説的に証明していることになっているように思われる。

断っておくが、私自身は安倍シンパではないし、加計孝太郎氏のことも知らないがあまり好印象を持っているわけではない。しかし、マスコミ(特に朝日新聞・テレビ朝日・TBS)はあまりにもやり方が汚いのではないだろうか?。もう終わった問題を「総理が逃げ続けて?いる限りはまだ終わっていない」などといって延々と続ける。実はまだ終わっていないのはマスコミが騒ぎ続けているからなのでした。以前私がマンション購入のひどい勧誘電話を受けた時を思い出しました。

一国の総理大臣ですらこうなのですから、一般国民は推して知るべしです。この国はもう終わっているんだと感じる今日このごろです。
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