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支払い方法集約化の時代 [政治経済]

昨日のd払い・dポイントの記事を書いていて気付いた。

今は支払方法が数多く溢れているが、個々人に限定してみればその方法は集約化されているのだ。

他のネット記事を読んでみても、そこの管理人は「私は●●ペイは使うが△△ペイは使わない」という人がほとんどだ。また、クレジットカードにしても、多くの人はメインで使うカードが一種類あり、何枚も使い分けているという猛者はあまりいないだろう。そうしないとポイントが効率的に貯まらないからだ。私の場合、メインカードはエポスゴールドだが、その特典を享受するには年間100万円の利用が必要である。この金額は実は年間のクレジット利用額の大半を占めているため、他のカードを使う場面はほぼなくなっているのである。昨日の記事にしたところで、d払いやdポイントの還元を最大限受け取ろうとしたら、日常の支払いがd払いだけになってしまい、そもそも他のQRコード決済を使う場面自体が存在しなくなるのである。これは他のQRコード決済利用者がd払いを使わないのと同じことなのだろう。

で、おそらく企業はそれに気づいた(というかとっくに気付いていた?)。利用者獲得には限度があり、ペイペイを使っている人はおそらく使い続ける。d払いに乗り換えてもらうのは相当の困難である。だったら最初から諦めて、顧客を囲い込むことで「去る者は追わず、残るものには餌を与え続ける」という戦略を取ったのではないか?。少し前だが、吉野家の重役が「若い生娘をシャブ漬けにする」という不適切発言があったが、まあそれも当たっているわけだ。

先払い式電子マネーでは、私はナナコ、ワオン、Edy、スイカと持っているが、実質はEdyの一択となっている。なぜならこれだけ還元率が2%だからだ(とある方法で)。よって、前二者は、ボーナスポイントとか5%引きなどの特典があるときにしか使わないし、スイカは電車に乗る時しか使わないのである。我ながら賢いと思う。

今の私の財布の使用方法について考案してみた
① Edy   基本還元率2% に加え、別途ポイントカードがあれば上乗せ。
② d払い   同上、QRのみ対応という店も結構多い
③ エポスゴールドカード 基本還元率1.5%(ただし年間100万円利用必須)
④ 同上ポイントアップショップ(3店) 基本還元率2.5%!!
⑤ その他の先払い電子マネー 基本還元率0.5%だが、それ以外にお得な場合
⑥ その他のクレジットカード 滅多に使わないが
⑦ 現金    現金しか使えなければ仕方なし
⑧ 商品券 プリペイド チケット屋  特典で貰うことが多い
⑨ ポイントカードにたまったポイントで払う

いやいや、全く集約化していないのだった
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