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岸田君、嘘をつくならもうすこし上手に [政治経済]

昨日6月16日の報道ステーションは、NHK党の立花氏による自作炎上案件で盛り上がったようですがそれは置いておいて、

岸田総理のウソがひどかったです。これに対してれいわの山本代表がチクリと一突きしましたが、もう少しうまいツッコミもあったような気がします。

そのウソとは、消費税減税を考えないという総理の発言で、「減税するとなるとシステムの変更などで煩雑であるから」(註:原文ママではない)とのような内容である。

要は、今の10%(一部8%)を減税するとなると、徴税システムの変更が必要だから減税はできないという趣旨のようです。

いやいや、バカも休み休み言ってほしいものです。そんなのはレジの設定を10(一部8)から5に変更するだけのことではないですか。しかも、前回の増税時に軽減税率という複雑なシステムを導入したために、レジ更新ができず事業を諦めた人がいるのをお忘れでしょうか?。増税するときはシステムが複雑で社会を混乱させようとも強行しました。増税せずに現状維持したほうが楽だったにもかかわらずです。それなのに減税する時は、システム変更とか社会の混乱とかを言い訳にしてできないというのは、ダブルスタンダードではないでしょうか?。

仮に岸田氏がいうように、税率を変える行為がシステム変更で大変だというなら、今後消費税は未来永劫増税しないと確約してほしいものです。

ちなみに、よその国では減税をしている国もあるそうです。レジの設定を変えなければいけませんが、そんなことは問題になっているのでしょうか?。国際感覚がなさすぎです。

岸田総理は、コロナウイルスを2類から5類に変えるかどうかに関しても、過去に変えない理由として、「今変えると社会の混乱を招き現実的ではない」(註:原文ママではない)との趣旨の発言をされています。そもそも新型コロナウイルス出現時に一旦2類に分類したという行為自体、人為的なものでした。最初は分からないことがあったから仕方がなかったかもしれません。その後の情勢に応じて変えていくのは本来当然のことです。彼の発言の通りなら、一旦決めてしまったものは仮に間違っていても永久に変えないということになります。

このように、変えていくことが面倒臭いから現状維持に固執することを心理学用語で「現状維持バイアス」といいます。現状維持の姿勢は、後退することはないとはいえ前進しません。いや、前進しないということは、相対的には後退ということになります。つまり、岸田総理には政治家としての基本的な資質が完全に欠けているわけです。私が氏を支持しない理由はそこにあります。開成高校をでて東大に落ちて早稲田に行った庶民的な総理、では全然ありませんでした。すでに化けの皮ははがれています。
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