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CDは本当に終わったのか? [個人的なこと]

光学ディスクのCD、DVD,ブルーレイについて。

先の記事で、最近の新車にはCDの設定がない車が増えてきて嘆かわしい状況であることをレポートした。幸い私の乗っているマツダ3は標準で装備されているが、最近マツダの店にいって、CX5にはCDがないことに気付いてしまった。調べてみたところ、オプションでは付けることができるものの、設置場所はセンターではない。スバル車やトヨタ車でもオプション設定があるクルマはあるが、グローブボックスや収納ボックスや座席の下だったりと、明らかに邪魔者扱いである。カー用品店で後付けすればいいではないかという意見もあろうが、最近のクルマはDIN規格(直方体のスペース)の設定自体がないため、後付けの機器が繋げられない場合がほとんどである。つまりは、クルマ内ではCDは諦めてくださいということなのだ。

しかし、CDはそこまで終わっているのだろうか?。というのも、最近テレビドラマを見たのだが、その最後に「・・・の主題歌のCDを20名様にプレゼントします」みたいな企画があり、やはり音源配布媒体としてのCDはまだまだメジャーであることに気づかされるのだ。

若い人の中には、全くCDなんていらないという人もいるのだろう。しかし、社会にはすでに流通した大量のCDが溢れており、いまだに音源配布ではメジャーな存在である。SAの売店でもCDが売られている。全く使わないということはむしろ稀なのではないだろうか?。

DVDにしても、今や動画配信サーヴィスが隆盛であるとはいえ、そういった定額サービスに入っていない人にとってはレンタルDVD業界は未だに健在である。店舗数は大分減ったが、その分利用者が効率的にDVDをシェアできるという状況ができている。

クルマの話に戻すと、光学ディスクの挿入口というのは、デザイン的にもセンターコンソールにピタッと収まるので、決してその存在を邪魔に感じるということはない。なくてもいいという意見もあるが、あったらあったでそれほど悪いことはないのである。昭和の時代にはほとんどのクルマにカセット挿入口があり、その後CDに置き換わり(一時的にはMDというのもあった)現在に至るわけだが、携帯用の音楽媒体が聴けるという状況に変化が起きつつあるわけだ。USBでいいだろうという意見もあろうが、USBに音楽を入れるという作業は結構面倒で時間がかかり、まだ一般的ではないように思う。スマホやBluetoothについても同様である。

今後、クルマからCDが消える動きがどうなるかはわからない。できればオプションでもいいから設定でき、設置場所も辺鄙な場所にしないようにしてほしいところだ。つまりは、その必要性の判断は消費者にゆだねてほしいのだ。そのうえで、大半の購入者が設定するようであれば、まだ必要な装置だということになる。また、今のアナログレコードブームのように、CDが再ブームになる可能性も十分にあるだろう。それに期待したい。
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