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和田落選に寄す [社会]

何と、今年の紅白に和田アキ子氏落選とのこと。

以前から私を含めて多くの人がおかしいと感じている事項で、①ヒット曲がない ②事務所との了解? ③本来なら本人が辞退すべき ④若い世代の出場がその分減る ⑤そもそも和田氏自体が嫌い ⑥公共放送で受信料徴収する立場でやることか(これだから犬HKは・・・) と、いろいろ想起されるわけだが、今回のようにあまりにもあっけなく落選が決まるとは予想していなかった。和田氏にもメンツがあるだろうから、事前の協議などがあって、後進のために勇退するという形式にするのが通常の成り行きだと思うからだ。今回のような事態となったということは、和田氏はまだ出場に意欲的だったということなのか?。だとするとNHKの制作サイドはかなり思い切ったことをするものだと思うが、実際のところはどのような経緯なのかわからないのでこれ以上の発言は避ける。

それにしてもNHKであるが、そもそも公共放送であるからには視聴者の意見に耳を傾けなければならないし、「明らかに」おかしなことをしてはならないのである。その意味でいえば、和田氏の紅白連続出場をここまでごり押ししてきた合理的な説明を本来しなければならないだろう。この一件だけをもって、受信料不払いの根拠たりうると考える。

公共放送というか、一応公共性が強いとされているNHKだが、どのような番組をどこまでやるのかという議論はあってしかるべきだ。私は払っていないが、国民から半強制的に徴取した受信料で経営するからには、ある程度常識的な範囲内でぶれすぎない報道姿勢や番組制作が求められる。

NHKの問題として実例を挙げれば、奇跡の詩人事件や佐村河内事件がある。これは制作時に明らかにおかしいと分かっていた(と推測される)はずだが、電波に載せてしまった。そして今回の和田アキ子氏の連続出場で、出場枠に限りがあるのに大物(風)というだけで出し続けた。サンゴ礁事件もあった。それでも、いい番組もあるし、スポーツ中継とかニュースとかではお世話になっている。本来公共放送であるのであれば、ドラマ制作などしなくてもよく、ニュースと気象情報と国会中継だけ流せばいいようにも思うが、いまさらそういうわけにもいかないだろう。年末年始くらいは多少無礼講で羽目を外してもよい。

今回の事件は、NHKが少しは変革しつつあるのかという期待が持てる内容ではあった。

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