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カジノ法案について思う [賭博問題]

何と、ゾンビのごとくカジノ法案が審議入りするという。

筆者は以前からカジノには大反対の立場であり、それ以前の問題として、日本中からパチンコ・パチスロを根絶すべきであると訴えてきた。詳細は繰り返さないが、そもそも賭博という行為自体が人間を堕落させるものである上に、中毒性が高く、反社会的勢力とのつながりなど、あまりにも「黒い」からである。経済振興とか、観光立国とか、IRだとか、世界では当たり前とか、もっともらしい理由は並べ立てられますが、所詮は賭博の合法化にすぎません。

人を殺すのは悪いことです。人のものを盗むのは悪いことです。こういったある意味普遍的な価値観と同列に、賭博は悪いことだと個人的には考えます。ですから、仮に経済効果があろうと何だろうと、そのようなものに手を出すべきではないと思うのです。

カジノに反対の理由として依存者中毒者が増えてしまうという主張が一般的ですが、これに対しては、推進派からはそんなことは起こらないとか、対策をしっかりすればいいなどと言われます。それで反対派が守勢になっているように見受けられますが、そもそも依存症患者の対策など絵に描いた餅にすぎません。現にパチンコ中毒の人たちの治療が成功したことはほとんどないのです。その意味では、カジノもパチンコもこの世の中からなくすことが一番の対策と言えるのではないでしょうか?。

東京オリンピックと関連付ける向きもあるようですが、なぜスポーツの祭典とカジノ解禁が結びつくのか意味が分かりません。海外からスポーツを観戦に来る人たちは博徒が多いのでしょうか?。日本には観光地がたくさんあり、カジノでもてなす必然性がありません。ゲームセンターで十分なのではないでしょうか?。2020年にはまだパチンコホールもたくさんあるでしょうから、どうしても賭博したい人はパチンコ場を案内する手もあります。国の恥丸出しではありますが・・・。

ここ数年で、カジノに関する国民の意見がだんだんと容認に傾いているような気がするので危機感を抱いていますが、まだまだサイレントマジョリティは反対だと思うのです。あまり大々的に報じない報道規制がかけられているのかもしれません。こっそり法案が通ってしまったら日本は大変なことになります。もっと国民的な議論をするべきだと思いますし、私自身反創価学会ながら、公明党にはこの点では頑張ってほしいなと思っています。
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