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CDのメリット [音楽]

現在所有CDをひたすらクルマのメモリーに書き込んでいる最中。
約3倍速なので、20分で一枚程度、一日2枚程度だが、今のところもうすぐ100枚といったところである。

車からCDプレイヤーが無くなることについて、特段構わない人もいるだろうし、僕のように死活問題という人もいる。おそらく多くの人にとっては、「あれば便利だが、なければ仕方ない」程度のものなのかもしれない。そうすると、メーカーは今後コストカットの名のもとに廃止を進めていくだろう。すると、既成事実化され、この星の住民にとってCDはもはや不要であるといった論すら出てきそうである。もし仮にそう思っている人がいるならば、是非その人に言いたい、未来永劫CDに関わるなと。しかし、本当にそんなことは可能なのだろうか?。

カーオーディオについての考察を深めているうち、CDの思わぬメリットに行き当たった。

①まずは音質である。なんだかんだ言ってスマホやUSBの圧縮音源はCDにかなわない。尤も、人間の耳が聞き分けられるレベルではないが・・・。
②保存性の問題。これは、CDの寿命が30年と言われる中にあって、実際30年近くたったCDがいまだに光り輝いているところをみると、通常の冷暗所保存であれば50年は余裕だろうし、おそらく購入者の存命中は十分に機能性を維持していると予想される。かたや、ポータブルプレーヤーは壊れやすい代物であるし、USBなども接触部は金属で錆びたり接触不良が生じることもある。よって、保存性や寿命についてCDが極端に劣っていることはない
③携帯性の問題  たとえば一時間程度の音源の運搬にあって、CDは極めてコンパクトである。これがプラケースを廃止して紙ジャケならさらに軽くなる。対してUSBはさらに軽く、スマホにいたっては情報そのものはネット上にあるので質量自体がない。ただし、ネットにつながっていなければいけない。この携帯性は、多くの人に配布するような状況ではメリットを大きく発揮する。
④パッケージ USBだと、そのUSBに何が収録されているかはUSBを見ただけでは分からない。CDでは分かる。アーティストのサインもジャケットにできるが、USBやスマホではほぼ不可能。そういった、アナログ的な要素でCDに利点がある。

当然デメリットとして、空間的にかさばることや、収録時間が短いことなどが挙げられよう。しかし、どんなものにもメリットとデメリットがあるのであって、スマホやUSBに対して光学ディスクにもメリットとデメリットがあるのである。

今後の展開であるが、その替え難いメリットにより、光学メディアはしぶとく生き残っていくだろう。そして、光学メディア廃止派の人にしても、全く関わりなく生活することはおそらくないように思われる。

車のオーディオにしたって、手元にCDがあって直接聞きたいというシチュエーションでは、CDプレイヤーがあった方が明らかに優位である。

「えっ!!!! こんなに高い金払って買った車なのに、CDも聴けないの!!!!!」

という意見が多くなれば、再びカーオーディオのCDが復権するだろう。その日の近からんことを
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